生きた証をつらつらと 〜2つのがんを同時に患いました~

直径10cm・転移3か所・ステージIIIの乳がんを切らずにUMSオンコロジークリニックで治療し、子宮頸がんも4度の手術で温存して12年が経っても、まだ息をしている女の生き方

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ペナルティ・ワッキーさんのがん公表に思うこと

前回の記事はこちらから読めます↓ 

blueguitar.hatenablog.com--------

お笑いコンビ『ペナルティ』のワッキーさんが,中咽頭がんのステージⅠで治療に専念することを公表しました。

 

所属事務所が発表したところによると,4月上旬に自分で異変に気づき,先月5月に診断確定されたということですから,ほぼ1か月かかっているんですね。

ワッキーは4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、初期の中咽頭がん(ステージ1)が見つかりました。担当医師と相談した結果、外科手術はせず、放射線化学療法で治療することが決まりました。

 

私もそれくらいかかったなぁ…と,自分が告知されたときのことを思い出します。

最初に「がんの疑い」と言われてから確定までが,本当にもう長くて長くて。

その間,生きた心地がしなかったのを憶えています。

「がんじゃありませんように」と祈ったり,「早くしてよ!」と焦ったり。

ワッキーさんもそうだったのかな,と考えたりしてしまいます。

 

それにたぶんワッキーさんは,「よりによって喉かよ…」と思っていたかもしれません。

芸人さんですから,声は命ですもの。

それもあって,手術ではなく放射線治療を選択したのでしょう。

できることなら,鹿児島での治療をおすすめしたいけれども,こればっかりは,一視聴者のたわごとに過ぎません。

 

同年代であり,夫が見ているサッカー番組やお笑い番組によく出ているので,ひとり勝手に夫の友だちとか,きょうだいのような気持ちになってしまいます。 

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CSのJ SPORTSで放送されている『FOOT!』で,高校サッカーを熱く語っているのがおもしろいんですよ。

かつての高校選手権のレジェンド選手たちの写真を並べて,夢のイレブンを組んでみたりとか。

今現在の高校サッカーの有力選手をピックアップして解説したりもしていて,Jリーグや海外のプロチームに限らずサッカーという競技そのものの楽しみ方を教えてくれます。

 

強豪校・市立船橋高校出身で,サッカーについてあらゆるところで発信しているワッキーさんなので,芸能ニュースだけではなく,サッカー関連のサイトでも報道されているんですね。 

www.goal.com

市立船橋高サッカー部出身のワッキーさんは、芸能活動でもサッカーの素晴らしさを多くの番組などで伝えてきた。サッカー界からも、川崎フロンターレが「ワッキーさん。サッカーを愛する仲間として、心から応援しています。また等々力でお会いしましょう!」とリプライを送ると、同クラブのレジェンドである中村憲剛も、「ワッキーさん、待ってます‼︎」とエールを送った。

また、交流のある浦和レッズ槙野智章も「ペナルティ ワッキーさん更に強く、面白くなって帰ってくるのを僕たちは待ってます‼︎ 帰ってきた時に、また熱い話しましょうよ‼︎」と励ましの声。市立船橋高の後輩で大宮アルディージャのコーチ・北嶋秀朗氏も「先輩、治療大変だと思いますが市船魂で乗り越えてください!復活待ってます」と、元気な姿で戻ってくることを期待した。

愛されてますね,ワッキーさん。

なんか憎めないんですよね,キモいところとか。

治療を終えて戻ってきたら,また「おばあちゃんをたぐり寄せ」てるのを見たいです。

 

待ってる人がたくさんいる人こそ,早くしっかり治さなければいけません。

コロナで番組の収録なども少なくなっているでしょうし,とにかく手放せるストレスはすべて手放して休んでほしいです。

2か月まるまる入院するわけではないのでしょうが,休業中はぼんやり過ごせるといいな。

  

私も待っている者の一人として,また,同じ病気を患った者として,遠いところから応援しています。