歯医者さんがオススメするTePeの歯ブラシ【歯医者に行かなきゃ】
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歯医者ジプシーからの脱却
近頃,歯医者に通っています。
ようやく歯医者を決めました。
奥歯の詰め物が取れて4か月近くも空いたままにしていたのです。
お恥ずかしい。
全部で4軒回りました。
メールで問い合わせした所も含めると5軒です。
がんでセカンドオピニオン,サードオピニオンと求めた経験から,本当に信頼できる歯医者さんをきちんと探したいという気持ちになりました。
うち,最後まで絞りきれなかった2軒を,ずっとグズグズと悩んでいました。
1軒は,絶対に名医です。
でも高い。
私の口の中を全部治したら,高級車1台買えちゃうような値段を提示されてしまいました。
インプラントとかではないのですが。
行きたい,ここにかかりたい。
だけど,がんのときと違って,保険金バブルは期待できません。
(過去記事:UMSオンコロジークリニックでの治療費【総額250万円でした】)
そして,今回ようやく決めた所も,そんなに安いわけではなく,むしろ,他の歯医者に比べると高いのかもしれないのです。
ですが,決め手となったのは,助手や衛生士に任せたりせず,受付以外のすべてをひとりで切り盛りしているというところ。
公式サイトにアップされている症例がわかりやすかったところ。
そして,一人の患者に1時間近く,場合によってはそれ以上の時間をとってくれるところでした。
歯医者はコンビニの数よりも多いと言われています。
そんな中でも,ネットの広告効果を駆使した商売上手にも関わらず,売らんかなの姿勢を出していないところもよかった。
それと,今回は審美的なこともお願いすることになるので,その点のこだわりがきちんとわかりやすいかも気になっていました。
某野球選手や某ミュージシャンのような真っ白な歯はいらないんです。
「もともと生まれ持った形と歯並びで,本来こうあるべきだというスタイルに近づけるのが理想だし,それが得意」 と話していたので,決めました。
歯のこと全般へのトラウマ
歯に関しては,昔からトラウマが多すぎました。
父からのDVで歯を折られたという母の話。
子どもの頃,歯医者が怖くてサボって,勇気を出して行ったら,そこの受付か助手かのおばさんに「注射するからね!」と睨まれたこと。
19歳か20歳の頃,前歯の虫歯を治しに行ったら,塗られた薬が神経を溶かすことがある,とか言われて“私は虫歯で死ぬんだ”と思ったくらいの激痛に襲われ,健康な歯の神経を取られたこと。
それ以降,その歯の着色を治しては,また削られ,着色しては,また削られ。
「歯並びがきれいだね」と褒められていたのに。
役者やナレーターをやっていても,宣材写真を撮るときに自然な笑顔で笑えませんでした。
だけど,差し歯になるのはとても抵抗があって,それもまた,母からの刷り込み。
「あの人は差し歯だってよくわかる~」と,テレビを視るたびに言う母。
私が食事をしていて,ガリッと音をさせるたびに「歯が欠けた!?」と叫ぶ母。
自身が食事をしていて,「奥歯が折れた」と泣いていた母。
つらい。
つらすぎました。
なので,歯のこと全般,考えるのがつらいという人生でもありました。
そんな話もした上での診察。
迷惑かもしれませんが,どの歯医者さんでもこれらの話をしました。
そして,先月半ばに行った歯科医院の先生だけは,しっかりと耳を傾けてくれて,
「だいたいの歴史がわかりました」
一言だけ。
妙にその言葉に安心感を覚えました。
そうか,と。
そうだろうな,という患者としての安心感。
歯医者ジプシーを繰り返してきたと嘆く私に,
「最後の歯医者になれるよう,がんばります」
と言ってくれたので,信じてみようと思います。
信じると決めた歯科医から伝授された歯磨きの極意
その先生に,歯磨きについて教えてもらいました。
私は,夫がブラウンのオーラルBを使っていて,何度か使わせてもらったことがあります。
ツルツルするあの感じが欲しい!
でも,私にはちょっとゴツい。
歯に関するトラウマだらけの私は,あのゴツさが,既にもう怖くて。
その話を聞いた先生が言ってくれました。
「わざわざ怖い思いをしてまで使わなくてもいいです,磨いた後がツルツルして気持ちいいですけど」
Amazonを見ても「歯医者さんに電動歯ブラシを勧められた」と,いろんな商品のレビューで目にしていたのに。
この歯医者さんときたら,電動歯ブラシは使いたい人が使えばいいだけのものと言うのです。
「電動歯ブラシは,磨いたつもりになるだけだから,普通の人は使わなくていい」
「障害のある人や,介護をするための人のものだとボクは思っている」
じゃあ,フロスも?
私はデンタルフロスも怖いんです。
「フロスをかけるのも,いちいちゴシゴシこすらなくてもいい」
「歯間に通して,抵抗を感じる所を通れば,あとは抜いていい」
なんだか拍子抜けしてしまいました。
「一番いいのは,スウェーデンのTePeの歯ブラシです」
北欧の国スウェーデンは,「予防歯科」先進国として知られています。そんなスウェーデンも,かつては,多くの人がむし歯や歯周病で歯を失っていました。その状況を重く見たスウェーデン政府は,1970年代に「予防歯科」を国家的な一大プロジェクトとしてスタートさせました。効果は絶大で,現在のスウェーデンは,世界で最も歯科疾患が少ない国と言われています。
ライオンのサイトから引用しておきながら何なんですが ,そのスウェーデンでトップシェアを誇るのが,TePeの歯ブラシだというのです。
初めてのカウンセリングでクリーニングもしてもらい,そのときの仕上げに使われていたのが,このTePeセレクトコンパクトでした。
Amazonでも売っていると教えてもらったので,早速購入。
持ち手が幅広くて,手に馴染むんです。
やさしく持つだけで,適度な力加減で磨けます。