通信制大学についてもう少し【私の学習計画・勉強方法(1)】
前回の記事はこちらから読めます↓
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4回ほど,通信制大学についての記事を書きました。
- がんが治ってからやったこと・通信制大学編1【大卒になりたい】
- がんが治ってからやったこと・通信制大学編2【学費が良心的】
- がんが治ってからやったこと・通信制大学編3【学ぶ大学の選び方】
- がんが治ってからやったこと・通信制大学編4【卒業後を考える】
通信制大学で学ぶ人は,仕事や家庭の事情をメインに活動していることが大半のようです。
その合い間で勉強するのですから,時間の工面には本当に一苦労です。
それでも勉強する,大学を卒業すると決めたのなら,それに突き進まなければなりません。
そこで,どのように勉強時間を確保し,そしてどのように勉強しているか,私の場合を書いてみましょう。
◇ 卒業までの計画を立てる
◇ 1日に勉強できる時間を確保する
◇ 勉強方法
今回は「卒業までの計画を立てる」についてお伝えします。
卒業までの学習計画を立てる
何年で卒業したいのか
まず,大まかでいいので,何年かけて卒業するかの計画を立てましょう。
出願までの学歴によって最低修学年限は変わってきますから,自分が何年くらいまでかけられるかを決めておきます。
たとえば普通課程であれば,4年以上かかりますから,「自分は5年で卒業する,6年までは許容範囲」というふうに決めておくのです。
私は高卒で入学したので,最低4年は在籍すべき普通課程で学んでいます。
現在4年目で卒論製作に取り組んでいます。
最初は「絶対に4年で卒業する!」と息巻いていたのですが,勉強したいことが増えたり,卒論のテーマをごっそり変えたりしたので,計画が少しずつ崩れていきました。
それでも,現段階では4年半で卒業できる見込みで進めているので,ほぼ計画どおりかなと思っています。
私が学んでいる大学では,最高12年まで在籍することができ,12年目の時点で卒論製作が進行中であることなど,卒業の見通しが立っていると認定されると,さらに3年延長して在籍できます。
休学制度も使って無理なく進める
私の大学では, 所定の費用を払うことで,1年間休学できる制度があります。
あらゆる事情でお休みする人も多いのです。
「その間に不合格だった科目とか,次に取りたい科目とかも勉強してた」という人もいます。
そうやって休学制度を利用する方法もいいかもしれません。
12年まるまるかけるのもいいかもしれません。
ですが,思いがけない事情が突発的に起きて,すぐに勉強に戻れなくなることもありえます。
そうしたことも想定の上,長々とした計画を立てるのではなく,ある程度の区切りを設けておいたほうがいいでしょう。
私の学友にも,12年かけて単位が取れず,それでもあきらめずに入学し直した人がいます。
かと思えば,4年かけて学費を払い続けたのに2単位しか取らずに「楽に単位が取れる科目はないですか?」と尋ねて回る人もいるのです。
本当に卒業する覚悟はできているのか
「長くなっても●年で卒業する」という決意は,計画というよりも,覚悟といったほうがいいかもしれません。
「この大学で学ぶ」と決めたのであれば,それなりの覚悟をもって臨むべきだと,私個人は思っています。
もちろん,勉強していくうちに,あまりの難しさ・大変さに心が折れそうになることもあるでしょう。
ですから,自分を責めないで済む範囲を設定することはとても重要です。
ただでさえ,通信制大学での勉強は孤独で,周りの環境に流されやすく,計画どおりにはいかないことも多いのです。
それを克服する第一歩として,学習計画を立ててみることをお勧めします。
自分の環境や事情,そして,その覚悟ができるかどうかを自分に問うための時間をとって,それが叶うかどうかをじっくり考えてみてください。
出願するのは,それからでも遅くはありません。
次回に続きます。